天の涯に生くるとも (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
本書は韓国文化の日本への紹介者として、文字通りの第一人者であった金素雲先生の自叙伝である。先生の名訳によって韓国の詩心への目を開かれた日本人の数が、どれほどの数に上ることであろう。その訳詩が生れるまでの経緯、先生を日本の詩壇に押し出すきっかけとなった北原白秋との劇的な初対面。…韓国の詩人たちの個性的な風貌、その各人各様の生活ぶり。本書は繙く第一の興味はそこにある。
原典訳 マハーバーラタ〈6〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
サンジャヤは、ジャンブー大陸(閻浮提)における創造を述べる。そして、非常に残酷で恐ろしい戦闘が行なわれる。ビーシュマの活躍により、ユディシティラの軍は非常に悲惨な状態に陥る。偉大な叡知を有するクリシュナは、迷妄により生じたアルジュナの戦意喪失を、条理を尽くして除去する。苦楽、得失などのあらゆる相対的なことを離れ、すべてを平等に見れば、我々はもはや行為の結果に束縛されることがない、と説く。それが『バガヴァッド・ギーター』の教えである。偉大な弓取りアルジュナは、前に女性であったシカンディンを先頭に立てて、鋭い矢で射て、ビーシュマを戦車から落とす。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上村 勝彦
1944年、東京浅草に生まれる。1967年、東京大学文学部卒業。1970年、同大学院人文科学研究科(印度哲学)修士課程修了。サンスクリット詩学専攻。現在、東京大学東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
詩 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
仏教の象徴美学、道教とシャーマニズム。伝統とモダニティーの追求は、韓国に新しい様態の詩を豊かに結実させた。
朝鮮の物語 (単行本(ソフトカバー))
内容(「BOOK」データベースより)
卵から生まれた高句麗の英雄・朱蒙の冒険譚、庶民の世界や人物像を鮮やかに描き出す野談の数々、陰謀うずまく李朝の宮廷でつづられた日記文学…。夢と涙と笑いに満ちた物語を通じて、隣国の素顔が見えてくる。
内容(「MARC」データベースより)
卵から生まれた高句麗の英雄・朱蒙の冒険譚、庶民の世界や人物像を鮮やかに描き出す野談の数々、陰謀うずまく李朝の宮廷でつづられた日記文学…。夢と涙と笑いに満ちた物語を通じて、韓国の素顔が見えてくる。〈ソフトカバー〉
早熟 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
作者は、受験戦争に悩むさまざまな高校生たちの青春群像を通して、その性的実態の一部と性的心理を縦軸しながら、開放と改革の大波に揺れる現代中国の親と子、大人と子供のあいだの時代的断絶、意識の喰い違い、開放と改革の今日にいまなお残された封建的な遺風やいまなお跡の絶えない旧い時代からの社会的悪習、そして経済の活性化と対外的開放に伴って避け難く起こってくる新たな社会的、精神的な諸問題などを、作品の各所にひそませている。過去への回想と反目ではなく、今度のこの作品は、ある意味では中国の現在と未来を見据えた、現実直視の作品である。
現代版画 イメージの追跡 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
作家がひとつのイメージを育み培いながら定着に導いたその過程をたどる《イメージの(ヨコの)追跡》とも言うべき行為に、私が関心を抱いたのは、私自身もまた、文字によってイメージを追い、そして定着する〈シナリオ〉という1種の創作作業にたずさわっているせいであったかもしれない。《イメージの追跡》を可能なものとするためにも、単なるデスク・ワークとしてではなく、個々の作家に直接取材して発言をもとめ、また、不審な点に関しては作家自身に確認をとる―という方法で、私なりの作家研究を構成してみようと思った。
妻喰い男―マナット・チャンヨン短編集 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
県令令嬢と駆け落ちしたヴァイオリン弾きが残した珠玉のような短編の数々はそのペーソスと笑いで幾世代ものタイ人の心を慰めてきました。タイ人のこころ、その機微を知る絶好の書です。
台湾俳句歳時記 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
台湾日本語俳句文芸。季語総数三九六、季語解説・例句、台湾俳句について、カラー図版、季語索引付。
内容(「MARC」データベースより)
台湾季語総数396語を収録し、解説。人事と自然の二類に分け、それぞれを季節ごとに分類。人事には「年末年始」を加え、自然には「天文地象」「植物」「動物」の項を設ける。例句やカラー図版を掲載し、季語索引を付す。
大戦中に於ける台湾の文学 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
戦時下台湾の文学運動の回想的文学論。
内容(「MARC」データベースより)
さきの大戦中、若き多感な学徒であった著者が、戦時下の台湾において繰り広げられた文芸運動について記した文学論。日系、在地系の作家たちのあり方や文学思想の上での対立が批判的にとらえられている。それは、著者自身の文学思想である。
短編小説 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
冷戦が始まった土地にいま終焉の鐘が鳴り響く。辛辣な風刺、全天候型の笑い、たおやいだエロス文明の病根を痛快な会話で断ち切る22編。